用語集

セッションとは?用語の意味を解説

セッションとは、Webサイトやアプリケーションを利用しているユーザーとサーバー間で、一連の通信が行われる期間や状態のことを指します。

セッションは、ユーザーがWebサイトを訪れた瞬間に開始され、ブラウザを閉じるか、一定の時間が経過すると終了します。

セッションは、ユーザーが同じサイト内で複数のページを移動する際に、個々のアクションや状態を一時的に保存・追跡するために使われます。
たとえば、ECサイトでログインした状態を維持したり、ショッピングカートに入れた商品を記憶したりするのがセッションの役割です。
セッションにはサーバー側で管理される「セッションID」という一意の識別子があり、これを使って各ユーザーの操作を区別します。セッションIDは通常、Cookieを通じてユーザーのブラウザに保存され、サーバーとやり取りされます。セッションは短期間のデータ保存に使われるため、個人情報や重要なデータが長期間保存されるわけではありません。セッションが終了すると、保存されていた情報は削除され、再度ログインや設定の確認が必要になります。