用語集
パス(デザインにおけるパス)とは?用語の意味を解説
パス(デザインにおけるパス)とは、デジタルデザインやグラフィックスにおいて、点と点を結ぶ線の集まりを指します。
特に、ベクターグラフィックスで用いられる概念で、形や図形を構成する基本的な要素です。パスは、直線や曲線で構成され、アンカーポイントと呼ばれる制御点を持っています。この制御点を調整することで、パスの形状を自由に変更することができます。デザインソフトウェア、例えばAdobe IllustratorやInkscapeでは、パスを使って複雑な図形を作成することができます。パスはスケーラブルであるため、解像度を気にせずに拡大・縮小が可能です。これにより、印刷物やウェブデザインなど、さまざまな用途に適しています。パスには、オープンパスとクローズドパスの2種類があります。オープンパスは、始点と終点が異なる線で構成され、クローズドパスは、始点と終点が結ばれている形状を作ります。クローズドパスは、図形の塗りつぶしが可能で、複雑なデザインに役立ちます。
ベクターイラストやロゴ制作において、パスを使うことで滑らかなラインや複雑な形状を簡単に作成できます。