用語集

Hexとは?用語の意味を解説

Hexとは、「ヘックスカラーコード」の略で、色を表現するための6桁の16進数のコードです。

主にウェブデザインやグラフィックデザインで使用され、RGBカラーを簡潔に表現する方法として広く利用されています。Hexコードは「#」から始まり、次の6桁で色の情報が示されます。この6桁は、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の成分をそれぞれ2桁ずつ表現しています。たとえば、赤色は「#FF0000」と表記され、最初の「FF」は赤の成分、次の「00」は緑の成分、最後の「00」は青の成分を示します。ここで「FF」は255(最大値)を意味し、緑と青は0(最小値)なので、完全な赤色になります。Hexコードの利点は、視覚的に色を確認しやすい点です。特定の色を簡単に指定でき、デザインソフトやウェブサイトのカラーピッカーで直接入力することで、正確な色を再現することが可能です。また、Hexコードは多くのプログラミング言語やウェブ技術でサポートされているため、開発者にとっても便利です。

ただし、HexコードはRGBカラーの表現方法の一つであり、必ずしもすべてのカラーモデルで使用されるわけではありません。印刷物ではCMYKモデルが一般的ですが、デジタル環境ではHexが主流です。