用語集
実体参照とは?用語の意味を解説
実体参照とは、HTMLやXMLなどのマークアップ言語で特定の文字や記号を表現するための方法です。
特に、通常のキーボードでは入力しにくい特殊な文字や、HTMLで特別な意味を持つ文字を正確に表示するために使用されます。実体参照は、特定の文字に割り当てられた名前や番号を使って表現されます。たとえば、HTMLでは「<」が小なり記号(<)を表し、「>」が大なり記号(>)を表します。また、「&」はアンパサンド(&)を表します。これらの実体参照を使うことで、HTMLのコード内で正しく表示されるようにし、構文エラーを防ぐことができます。実体参照は、文字のUnicode番号を基にした数値参照としても表現できます。たとえば、アットマーク(@)は「@」と記述できます。このように、実体参照を利用することで、様々な特殊文字を簡単にコードに組み込むことができます。
ウェブページやアプリケーションで正確な表示を求める場合、実体参照は非常に重要な役割を果たします。実体参照を使いこなすことで、コンテンツの可読性やユーザー体験を向上させることが可能です。実体参照は、Web制作における基本的な知識の一部です。