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ASPとは?用語の意味を解説

ASPとは、「Application Service Provider(アプリケーションサービスプロバイダ)」の略で、インターネットを通じてソフトウェアやサービスを提供する仕組みです。

つまり、ユーザーは自分のパソコンにソフトをインストールする必要がなく、ブラウザを使ってサービスを利用することができます。代表的な例として、会計ソフトや顧客管理システムなどが挙げられます。

ASPのメリットは、ユーザーが自分でサーバーを管理したり、ソフトウェアのアップデートを行ったりする必要がないことです。また、初期投資が抑えられ、利用した分だけの料金を支払うケースも多いため、コスト面でも有利です。例えば、中小企業が高額なシステムを購入することなく、安価に業務を効率化できる点でASPは非常に便利です。

最近では、ASPの概念はさらに進化して「SaaS(Software as a Service)」という形でより広く使われています。SaaSも同様にインターネットを介してサービスを提供する仕組みですが、クラウド技術を活用してよりスケーラブルで便利なサービスを提供するものです。ASPはその前身とも言え、今でも特定のニーズに応じたサービスを提供する手法として利用されています。