【副業】Webデザインで稼ぐためのロードマップ!独学時の順番も解説

【副業】Webデザインで稼ぐためのロードマップ!独学時の順番も解説 | pochily me(ポチリーミー)
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「Webデザインスキルを使って副業で稼ぐためのロードマップを知りたい」
「未経験から独学でWebデザインを勉強する時の正しい順番は?」

正社員の給料が上がりづらい今の時代。
進むインフレによって賃上げを行なう企業も増えてはきましたが、それは一部の大企業での話であり、全体的にはまだまだ十分な給料アップが実施されているとは言い難いでしょう。

したがって、副業をすることで収入アップを図ろうとしている人も少なくありません。
特にWebデザインスキルを活かした副業は人気があるため、実践しようと考えている人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、以下のことについてわかりやすく解説していきます。

  • 副業としてWebデザインで稼ぐことは可能なのか
  • Webデザインスキルを活かして副業で稼ぐためのロードマップ
  • 未経験からWebデザインを独学で習得する時の順番
  • 独学でWebデザインを学ぶ際に注意すべきこと
  • 副業Webデザイナーとして稼ぐためのコツや注意点

副業としてWebデザインで稼ぐことは可能?

そもそも、Webデザインスキルを使って副業で稼ぐことはできるのか、どれくらい稼げるのか、といった根本的な疑問を持っている人も多いでしょう。

この項目では、そういった点について詳しく解説していきます。

未経験からでも稼ぐことができる

結論からお伝えすると、未経験からでも副業Webデザイナーとして稼ぐことは可能です。
Webデザイン案件を獲得するための基本スキルを身に付け、ポートフォリオの質を高めていくことで、未経験であっても仕事を発注してくれるクライアントが見つかることでしょう。

もちろん、未経験から始める場合は一定の期間に渡ってしっかり学習することが必須です。
また、案件を獲得できるレベルに到達しても、スキルアップのために日々勉強時間を確保しなければなりません。
副業としてWebデザイン案件を獲得しようとしている人は多いため、努力を続けて差別化を図らなければ、継続的に収入を得ることは難しいのです。

「副業だからそこまで本格的に勉強しなくてもいいだろう」

このように考えず、真剣に取り組む姿勢が重要になります。

副業の場合は案件を選ぶ必要がある

副業としてWebデザイン案件を受注する場合は、適切な案件選びが重要となります。
どんな案件でも無差別に受け入れるのではなく、自身のスキルレベルや時間的な余裕、労働条件、報酬額などを踏まえて、「対応が可能か」「労力に見合うか」といった点を考慮すべきです。

例えば、本業として月~金で仕事のある人が、以下のような案件を受けることは難しいでしょう。

  • フルタイム&週5ペースでの稼働が前提となっている
  • 出社が求められる
  • 副業の範囲では収まらないほどの作業ボリュームとなっている

ボリュームのある案件でも、平日の夜と休日のすべてを使えば対応可能、というケースもあるかもしれません。
しかし、それに見合う単価でなければ、無理して受注しない方がよいです。
精神的に辛くなって副業へのモチベーションが下がってしまうかもしれませんし、最悪の場合、本業に悪影響が出てしまう可能性もあるからです。

クライアントに迷惑をかけることなく、かつ、自分としても無理なく消化できそうな案件を選んで受注するのが、理想的な副業Webデザイナーの在り方と言えます。

Webデザインの副業で月にいくら稼げる?

Webデザインの副業で得られる収入は、スキルや稼働できる日数によって大きく変わってきます。
副業に充てられるのは土日のみ、という方ならば、大体5~10万円ほどの月収が目安となってくるでしょう。

なお、高いスキルや豊富な経験を持っている場合は、月20万円以上稼ぐことも十分現実的です。
クライアントにアピールできる強みがあれば、単価交渉ができるからです。

稼ぐことを意識するのなら、「単価」にこだわらなければなりません。
時間は有限なので、確保できる作業時間を増やすのは難しいものです。
しかし、スキルに上限はないのでいくらでも磨くことが可能ですし、スキルがあればそれだけ高い成果を出しやすくなるため、相場より高い単価を提示しても受け入れられる可能性が高くなります。

Webデザインスキルを活かして副業で稼ぐためのロードマップ

この項目では、副業としてWebデザインスキルを活かして稼ぐための正しいロードマップについて公開していきます。

本気でWebデザイン関連の副業で稼ぎたいと思っている人は、以下のロードマップに従って進めてみてください。

  1. 就業規則を確認する
  2. 案件を獲得できるレベルのスキルを身に付ける
  3. 魅力的なポートフォリオを制作する
  4. 案件を獲得するための営業活動を行う

就業規則を確認する

Webデザインの仕事に限りませんが、副業を始める前には、必ず自身が勤める会社の就業規則を確認するようにしてください。

一昔前と比べ、現代では副業を許可している企業も多いですが、当然すべての会社が許可しているわけではありません。
副業が禁止されている企業に勤めている状態で副業をはじめてしまうと、ペナルティを課されてしまうこともあり得ます。

思わぬトラブルを避けるためにも、まずは就業規則をチェックすべきです。
就業規則を記したドキュメントがない場合は、上司に「副業をしても問題ないか」としっかり確認し、許可をもらってから副業を開始するようにしましょう。

案件を獲得できるレベルのスキルを身に付ける

会社から副業を許可されたら、次は「副業としてWebデザインの仕事ができるレベル」のスキルを習得する必要があります。

すでにWebデザインに関するスキルを持っている場合は問題ありませんが、未経験、もしくは経験が浅い状態から副業Webデザイナーを目指すのならば、以下のようなスキルについて学んでいきましょう。

  • HTML
  • CSS
  • JavaScript
  • UI/UXデザイン

これらは、Webデザインを行う上で必須のスキルとなります。
書籍やオンライン学習サイトなどを利用することで身に付けることが可能ですので、未経験からスタートする場合はまずしっかりと基礎を学ぶところからはじめてください。

魅力的なポートフォリオを制作する

ポートフォリオとは、自分のスキルを証明するための作品のことを指します。

実績がある経験者ならば、過去に納品したデザインをポートフォリオとして公開することも可能ですが、未経験者の場合は実績がないため、あらかじめ自作のWebデザインを作成しておく必要があります。
また経験者であっても、ポートフォリオ公開NGというクライアントの案件が多く、「自信のある作品を公開できない」というケースも珍しくありません。

こういった場合に備えて、クライアントへのアピール材料となるような、自分のスキルを詰め込んだWebデザイン(Webサイト)を作成しておくべきでしょう。

条件の良い案件ほど、多くのWebデザイナーが応募します。
その中から選ばれるためには、「どれだけ魅力的なポートフォリオを提示できるのか」がカギを握るのです。

案件を獲得するための営業活動を行う

副業としてWebデザインの仕事を行う場合、単にWebデザイン関連のスキルを磨くだけではなく、案件を獲得するための営業活動も重要になります。
どれだけスキルを高めようとも、ただ待っているだけでは仕事は来ません。

副業Webデザイナーとして案件を獲得するためには、クラウドソーシングサイトへの登録や、フリーランスエージェントの利用がおすすめです。

【クラウドソーシングサイト】
「仕事を探している人」と「仕事を発注したい人」とを結びつけるマッチングサイト。副業Webデザイナーは、多くの案件の中から自分に合う案件を選んで応募することができる。

【フリーランスエージェント】
副業ワーカー・フリーランスに向けて、各々に適した案件を探してきてくれるサービス。自分で案件を探す必要はなく、希望に沿った案件をエージェントが探し、単価交渉なども行なってくれる。

どちらも手数料が必要となりますが、自分でゼロからクライアントを探す手間を考慮すると、費用対効果としては悪くないでしょう。

未経験からWebデザインを独学で習得する時の順番

副業で稼ぐために、未経験の状態からWebデザインを学ぶ際は、以下の順番で進めていくようにすべきです。

  1. 「副業Webデザイナーとして収入を得る」という覚悟を決める
  2. Webデザインの基礎を学ぶ
  3. PhotoshopとIllustratorの使い方を学ぶ
  4. 既存のバナーやロゴを作成してみる

「副業Webデザイナーとして収入を得る」という覚悟を決める

Webデザインの独学をはじめるための最初のステップは、「副業で収入を得る」という覚悟を決めることです。

副業で稼いでいくためには、以下のような努力が欠かせません。

  • 未経験の場合は事前に一定の学習期間を設けなければいけない
  • 就業後や休日を仕事の時間に充てる必要がある
  • ライバルに負けないように日々スキルアップを図る

本業を抱えながら、こうした努力を続けることは決して簡単なことではないため、「副業で稼ぎ続けることは楽ではない」という覚悟を持っていなければ、継続することは難しいでしょう。

したがって、副業Webデザイナーとして活動を始める前には、「自分が何のために副業で稼ぎたいのか」「稼ぎ続けるためにプライベートな時間を削ることができるのか」について再確認し、強い目的意識を持ってからはじめるようにしてください。

Webデザインの基礎を学ぶ

覚悟が決まったら、次はWebデザインの基礎について学んでいきましょう。
すでに知識を持っている人は、この工程をスキップしてください。

未経験者の場合、「書籍やオンライン学習サイトでWebデザインスキルを習得する」という過程が、ロードマップにおいて欠かせません。
基本的なスキルが身についていなければ、自分が対応できる案件かどうかの判断もできない上、仕事として受注するのに「仕事をもらえたら勉強しよう」という姿勢ではあまりに不誠実です。

受注後に自分が苦しんだり、クライアントに迷惑をかけたりしないよう、HTML/CSSやJavaScript、UI/UXデザイン、レスポンシブデザインといった、Webデザインに欠かせない知識については、事前に習得しておくようにしましょう。

PhotoshopとIllustratorの使い方を学ぶ

Webデザインに関する基本的なスキルを身に付けた後は、主要なWebデザインツールの使い方についても学んでおきましょう。
特に、Webデザイン制作に頻繁に使用される「Photoshop」と「Illustrator」については学習必須です。

Photoshopは画像編集やレタッチ、Illustratorは図形やロゴなどの制作に優れているため、Webデザインにおいてこれらのツールを使いこなせると非常に有利です。

Webデザインに用いるツールはいろいろありますが、中でもPhotoshopとIllustratorのスキルは絶対に必要となりますので、この2つのツールの使い方については抑えておくべきです。

既存のバナーやロゴを作成してみる

Webデザインについての基礎知識を吸収し、デザインツールの使い方もマスターしたら、実際にバナーやロゴを作成してみましょう。

とはいえ、いきなりオリジナルのバナーやロゴを作成するのはややハードルが高いので、まずはPhotoshopとIllustratorを使って、すでに公開されている既存のバナーやアイコンの模写を行なうことを強くおすすめします。

レベルの高い素材を選んで模写することで、デザインのポイントを理解しやすくなりますし、具体的なテクニックも身に付いていくはずです。

ただし、いつまでも既存のデザインをそのままコピーしているのではなく、既存デザインに自分のオリジナル要素を加えていく、という努力も必要です。
これにより、自分だけのデザインスタイルを育てていくことができるでしょう。

独学でWebデザインを学ぶ際に注意すべきこと

未経験者がWebデザインスキルを使って副業で稼ぐためには、まず独学でWebデザインを学ぶところからはじまるでしょう。
しかし、何も考えずにただ勉強を開始すればいいわけではありません。

余計なトラブルを抱えたり、途中で勉強を諦めたりすることがないように、この項目で解説する注意点についてしっかり把握してから学習に取り組むようにしてください。

家族から理解を得る

実家暮らしの方や、結婚して所帯を持っている方の場合、「副業としてWebデザインの仕事で稼ぐために勉強する」ということを、周囲に対して事前に説明して理解を得ておく必要があります。

これを怠ると、家族に「土日の家族サービスがない」「仕事がない日はずっとパソコンをいじっている」というような不平不満を抱かれ、勉強しづらい環境が生まれてしまうかもしれません。
あらかじめ家族からの理解を得られていないと、家族の仲が悪くなる上、勉強での成果も出づらくなるという最悪の状況に陥ってしまう可能性があるのです。

副業で収入を増やそうという考えに至るのは、「家族の将来のため」であるケースがほとんどだと思われます。
その考えを学習前にしっかり家族へ伝えておくことで、きっと家族も応援してくれることでしょう。

本業に影響が出ないようにする

副業Webデザイナーになるためには学習に打ち込む必要があるものの、あまり勉強に重きを置いてしまうと、本業に悪影響が出てしまうかもしれません。

例えば、少しでも勉強を進めようと、平日の夜に睡眠時間を削ったり、土日もろくに休まなかったり、といった生活が続くと疲労が溜まってしまい、本業におけるパフォーマンスの低下が懸念されるでしょう。

副業は、あくまで副業です。
「優先すべきなのは本業」
という意識を強く持ち、独学に割く時間を極端に増やさないように気を付けてください。

適切な学習計画を立てる

独学でWebデザインを学ぶ際には、適切な学習計画を立てることが不可欠です。
Webデザインの学習内容は広範囲にわたるため、計画を立てずになんとなくで学びはじめてしまうと、「どの技術をどの程度まで深掘りすべきか」「どの領域を優先して習得すべきか」が見えにくくなってしまうからです。

効率的な学習を実現するために、学ぶ順番や学ぶペースなどについて事前にしっかり決めてから勉強をはじめるようにしてください。

「そう言われても、未経験だから適切な学習計画を立てるのが難しい・・・」

こういう方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、メンターを探して指導を受ける、という方法もあります。

  • Webデザインに詳しい友人や知人に依頼する
  • SNSでメンティーを募集している人を探す
  • メンターとマッチングできるサイトを利用する

一番手っ取り早いのが、Webデザインに詳しい友人や知人に相談する、という方法です。
すでにWebデザインの知識を持っている人ならば、「自分がどのようにしてスキルを習得したのか」という経験をもとに、学習計画の立て方についてアドバイスをくれるでしょう。

周囲にそういった人がいない場合は、SNSやマッチングサイトを利用するのがおすすめです。
特に「MENTA」というマッチングサイトは、名前の通りメンターとのマッチングに特化したサイトとなっているので、本格的にメンターを探したい人に最適です。

学習計画の質が低いと、非効率的な学習が続く可能性が高いので、最短かつ抜け漏れなく学ぶための適切な計画を作成するようにしましょう。

副業Webデザイナーとして稼ぐためのコツや注意点

副業Webデザイナーとして収入を得ようと思っている場合は、以下の点について十分に注意するようにしてください。

  • 案件規模を確認してから応募する
  • 最初は低単価案件でも積極的に受注する
  • なかなか結果が出ないからといってすぐに諦めない
  • 一定以上の収入を得たら確定申告をする
  • 必ず会社の許可を得る

案件規模を確認してから応募する

副業としてWebデザイン案件を獲得しようとする時には、まず「自分に対応できるかどうか」を意識しながら案件を選ぶようにしてください。
「獲得できたらラッキー、という感覚で高単価案件に軒並み応募しておく」といったことをしてしまうと、もし実際に仕事を受注した時に苦しむことになるかもしれません。

副業なのですから、当然リソースは限られています。
したがって案件選びの際は、「限られたリソースの中で確実に終わらせることができるかどうか」を最重要視して選びましょう。
リソースの許容範囲を大きく超える案件を受注してしまうと、「本業に悪影響が出るほど頑張らないと終わらない」という事態に陥ることもあります。

また、自身のスキルも考慮するべきです。
「自分のWebデザインスキルや経験」と「案件規模」が釣り合っていなければ、想定通りに仕事を進めることができず、最終的には手詰まりになってしまう可能性もあるのです。
そうなると、クライアントからの信頼は失いますし、契約内容次第では損害賠償といった話に発展することもないとは言えません。

ストレスをできるだけ軽減しながら長期的に活動していくためにも、副業時には「多く稼ぐこと」よりも「無理をしすぎないこと」を優先した方がよいです。

最初は低単価案件でも積極的に受注する

ある程度スキルや実績がある状態から副業を始める場合は別ですが、「未経験」「経験はあるものの浅い」という人は、いきなり高単価を狙わずに低単価の案件を中心に応募すべきです。

そもそも、未経験の人が高単価な案件に申し込んでも依頼されることはほとんどありません。
単価が高いということは、それだけライバルも多く、しかも高単価案件に応募する人は実績豊富なケースが多いです。
そういった人たちと競争しても勝つことは困難なので、まだ経験や実績が乏しいうちは低い単価の案件をメインに狙いましょう。

割に合わないと感じられることもあるかもしれませんが、後々高単価な案件にチャレンジするためには、実績作りも重要です。

なかなか結果が出ないからといってすぐに諦めない

副業Webデザイナーとして活動を始めたばかりの頃は、ノウハウも実績もないため、なかなか稼ぐことができないということも珍しくありません。

  • スキル不足を痛感する
  • 思うように報酬を得ることができない
  • クライアントからの評価が低い

最初は、こういった状況に直面することもあるでしょう。

しかし、それは当然のことです。
何事も、始めたばかりでいきなり上手くいくというケースは少ないものです。

すべては、経験を積んでいく過程の一部であり、スキルを磨き、クライアントとのコミュニケーションを重ねることで、状況は少しずつ改善していくことが多いです。

したがって、ネガティブなことがあったとしてもすぐに諦めず、根気よく継続していくことが大事だと言えるでしょう。

一定以上の収入を得たら確定申告をする

正社員の場合、本来ならば確定申告の必要はありませんが、年間で20万円以上の副収入があった場合は、確定申告をしなければなりません。
この事実を知らずに、申告漏れの状態が続いているというケースもあります。

しかし、適切に納税していないことが税務署に知られれば、当然ペナルティが課されます。
「知らなかった」では済まされません。

副業によって年間20万円以上の収入を得た場合には、必ず確定申告をするようにしましょう。
税金のことがよくわからない場合は、税務署へ行けば無料で詳しく教えてくれます。

必ず会社の許可を得る

「Webデザインスキルを活かして副業で稼ぐためのロードマップ」の項目でも解説しましたが、副業を行なう際は、必ず会社の許可を得ておくようにしましょう。

「ウチの会社は副業禁止だけど、こっそりやってもバレないだろう」

このように考える方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
サラリーマンの場合、住民税に関しては「特別徴収」という形で所得に応じて給料から差し引かれます。
しかし副収入の額が増えると所得も増え、結果的に住民税の額も増えるため、会社にバレてしまうリスクが高まるのです。

副業禁止の会社ならば、トラブルに発展してしまう可能性も出てくるでしょう。

そのような事態を避けるために、Webデザインスキルを使って副業する際には、事前に会社の許可を取るようにしてください。

副業のWebデザイン案件を探す際に便利なサイト

ここでは、副業としてWebデザインで稼ぐのに便利なサイトについて紹介していきます。
登録するのは無料なので、できるだけ多くの案件獲得の機会を得るため、いろいろなサイトに登録しておきましょう。

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは、週2から稼働OKな案件も多く取り扱っているフリーランスエージェントで、副業ワーカーに向いています。
フリーランスエージェントの中には、週5稼働前提となっている案件を多く扱っているところが多いため、ITプロパートナーズのように週2稼働でも受注できる案件が揃っているサイトは貴重です。

エージェントサービスなので、自分で案件探しをする必要がないという点も大きなメリットと言えるでしょう。

本業を抱えながら案件を探し、自ら営業をするという作業は、思いのほか時間と手間がかかるものです。
しかしフリーランスエージェントを利用すれば、案件探しから単価交渉までをすべて担当してくれます。

その分10~20%程度のマージン(手数料)がかかってしまいますが、「マージンで時間と手間を買っているから問題ない」と考えるのか、「手数料がかかるくらいなら自分で探した方がいい」と考えるのかは、人それぞれの価値観次第でしょう。

ランサーズ

ランサーズは、日本最大級のクラウドソーシングサイトです。
後述するクラウドワークスとともに、クラウドソーシングの世界では2強状態となっています。

ランサーズでは、日々様々なWebデザイン関連の案件が出稿されているので、是非とも登録しておき、定期的に案件チェックを行なうとよいでしょう。

フリーランスエージェントとは違い、自分で案件を探して営業しなければなりませんが、多くの案件の中から自分にマッチしそうな案件を自由に探せるので、ある程度自分でハンドリングしたいという方はクラウドソーシングの方が向いているかもしれません。

なお、ランサーズ経由で仕事を受注した際には、報酬額から16.5%のシステム手数料が引かれますので、それも考慮して案件を選ぶようにしてください。

「手取り金額」と「労力」とを照らし合わせて応募するようにした方がよいでしょう。

クラウドワークス

クラウドワークスは、ランサーズ同様に日本最大級のクラウドソーシングサイトです。
基本的にはランサーズと同じで、Webデザインやシステム開発、ライティングなど多種多様な案件が登録されている中、副業ワーカーやフリーランスが案件内容を吟味しながら応募する、という流れになります。

両者の大きな違いは、「手数料の割合」です。
ランサーズは常に16.5%と固定の手数料がかかりますが、クラウドワークスの場合は報酬額や仕事の形式によって手数料が変動します。

報酬額/仕事形式手数料
20万円超の部分5%
10万円超20万円以下の部分10%
10万円以下の部分20%
タスク形式で仕事をした場合20%

例えば30万円の案件をランサーズで受注した場合、手数料は「49,500円」ですが、クラウドワークスならば「35,000円」で済みます。

このように、10万円以下の案件を受注するならランサーズの方が安いですが、20万円を超えるような案件ならばクラウドワークスの方が安くなるので、「高額案件はクラウドワークス、安い案件はランサーズ」という形で受注すると手数料を抑えることが可能です。

ココナラ

ココナラは、「得意を売り買い」のキャッチフレーズで有名なスキルマーケットです。
自分で案件を探しに行くというより、自分のスキルをアピールして「買ってくれる人を募る」という形がメインとなります。

しかし、クラウドソーシングと同じように多くの案件が出稿されているため、実質ランサーズやクラウドワークスと同じように使うことも可能です。

大変人気のあるサービスですが、「手数料が高い」という点がネックだと言えるでしょう。
クラウドワークスのように、報酬額が上がれば手数料率が下がるということもなく、一律で22%と比較的高めの手数料を支払う必要があるのです。

その分、ココナラならではの特性があるため、ファンが多いのも事実です。
例えば、「かわいいアイコン作ります」といった出品者本位な販売が可能だったり、通話で「Webデザインに関する悩みに答える」というようなサービスを出品できたり、非常に自由度が高いのが特徴です。

販売形式の自由さを優先するのならば、ココナラがおすすめです。

まとめ

以上、副業としてWebデザインで稼ぐためのロードマップや、Webデザインを独学で習得する時の順番、独学時の注意点、副業Webデザイナーとして活動する際の注意点などについて詳しく解説してきました。

Webデザインスキルを活かした副業は大変人気があるものの、本記事で説明してきたような内容を疎かにしてしまうと、本業に悪い影響が出たり、ほとんど稼げずに諦めることになったりする可能性があります。

未経験からでも副業Webデザイナーとして稼ぐことはできますが、そのためには正しい知識と意識を持って、学習や副業活動にあたるようにしてください。

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