フォスターフリーランスの評判は?利用者の口コミ・感想を紹介

フォスターフリーランスの評判は?利用者の口コミ・感想を紹介
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フォスターフリーランスとは、フリーランスエンジニア専門のフリーランスエージェントサービスです。

高単価の案件も多く、高いスキルを持つ多くのフリーランスエンジニアに利用されています。

そんなフォスターフリーランスの実際の評判や口コミが気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、フォスターフリーランスの基本情報をはじめ、利用者からの良い評判や悪い評判、そして実際に利用する際のメリット・デメリットについて詳しく解説します。

フォスターフリーランスとは

フォスターフリーランスとは、株式会社フォスターネットが運営するフリーランスエンジニア専門のエージェントサービスです。

1996年にサービスを開始しており、フリーランスエージェントサービスの中ではかなりの老舗です。

首都圏を中心に高単価案件を多数取り扱い、フリーランスのキャリア支援を行っています。

サービスの概要や運営会社の詳細は、下記の通りです。

項目詳細
サービス名フォスターフリーランス
公式サイトURLhttps://freelance.fosternet.jp/
フリーランス登録者数22,000名以上
最高報酬230万円
ITエンジニアの満足度90%
運営会社株式会社フォスターネット
会社HPhttps://www.foster-net.co.jp/company/
所在地〒107-6232 東京都港区赤坂9ー7ー1 ミッドタウン・タワー32F 
案件数常時5,000件以上
対応エリア首都圏が中心
創業1996年11月20日
代表取締役社長金山 泰英
資本金9,500万円
事業内容・ITフリーランスマッチング事業・転職支援・教育、Webメディア運営・入社時Web適性検査CPA運営

フォスターフリーランスの良い評判や口コミ

フォスターフリーランスを実際に利用されている方の口コミや評判を気にしている方もいるでしょう。

主に、下記のような良い口コミが確認できました。

  • コーディネーターのレベルが高い
  • 案件獲得のために全力でフォローしてくれた
  • 案件以外のことも相談できた
  • 自分のスキルにマッチした案件と出会える

それぞれについて具体的な口コミとともに解説していきます。

コーディネーターのレベルが高い

「経験豊富なコーディネーターが多いので頼りになる」「合計で3人のコーディネーターに担当してもらったが、すべて良い人だった」

実際に口コミの中で、コーディネーターのレベルが高いという点が評価されています

また、コーディネーターが変更となっても、経験豊富で良い人だという点は安心できるポイントでしょう。

1996年から運営されているサービスのため、社内でもノウハウを共有されていることが要因の一つと推察できます。

良い案件獲得のためには、担当のコーディネーターに何でも相談できる関係性を築くことが重要なので、その点では良いサービスであると言えるでしょう。

案件獲得のために全力でフォローしてくれた

「履歴書や職務経歴書の書き方を丁寧に指導してくれた」「案件獲得に繋がるテクニックを教わったため、早めに仕事を得ることができた」

フォスターフリーランスの担当コーディネーターは、フリーランスエンジニアの案件獲得のサポートを積極的に行ってくれると評判です。

特に、案件獲得の際に重要となる履歴書や職務経歴書の書き方や添削などを行ってもらえる点や、自身で案件獲得を行う際には得られない案件獲得に繋がるテクニックを教えてもらえる点が高く評価されています

その結果、多くのフリーランスが早めに仕事を得ることができているようです。

案件以外のことも相談できた

「地方から出てきた際に、物件探しや東京での生活などについても相談できた」「案件以外のことでもフランクに話ができる」

案件のことを親身に相談できるフリーランスエージェントは多いと思いますが、案件以外のことまで相談できるエージェントは少ないのではないでしょうか。

しかしフォスターフリーランスに関しては、地方から上京する際の生活や物件探しまで相談ができたという口コミがありました。

担当コーディネーターのレベルが高く、しっかりと向き合ってくれるため、案件以外のことまで相談できるような良好な関係を築くことが可能です。

自分のスキルにマッチした案件と出会える

「経験が浅く自信がなかったものの、コーディネーターのフォローのおかげで対応できる仕事をもらえた」「ホームページの検索機能が充実しているので、自分に合う案件を探しやすかった」

経験の浅い方でも、フォスターフリーランスの担当コーディネーターがしっかりとスキルを把握し、最適な案件を紹介してくれます。

自分のスキルセットに合った案件を見つけることで、自身にあった働き方を選択できるでしょう。

また、具体的なスキルや経験を活かせる案件を紹介してもらえるため、転職を考えている方にもおすすめです。

さらに、ホームページの検索機能が充実していることも高い評価を受けています

下記のような絞り込みが可能で、更にフリーワードでも検索が可能なので、自分にあった案件を発見することもできます。

  • 職種・分野
  • 言語・技術
  • 勤務地
  • 単価
  • 特徴・こだわり

担当コーディネーターからの案件紹介の他に、自身でも気になる案件を容易に探すことができることは大きなメリットとなるでしょう。

フォスターフリーランスの悪い評判や口コミ

良い評判もある一方で、もちろん悪い評判や口コミも存在します。

調査をしたところ、下記のような悪い評判や口コミが確認できました。

  • 公開案件数が物足りない
  • 地方在住の人間にとっては、利用価値g低い
  • 副業案件探しには向かない

ここでは、フォスターフリーランスに寄せられた悪い評判や口コミを紹介し、どのような点が不満につながっているのかを詳しく解説します。

公開案件数が物足りない

「公開されている案件が2,000件ほどしかなく、自分が求める案件を見つけられなかった」

一部のユーザーからは、公開されている案件数が物足りないといった不満の声が上がっています。

実際に公開されている案件は2000件程度しかなく、他のフリーランスエージェントサービスと比較すると少ないと言えるでしょう。

ただし、フォスターフリーランスは非公開案件も数多く抱えているため、担当のコーディネーターに具体的な希望条件を伝えて、案件の紹介を受けましょう。

それでも、自分が求める案件を見つけられなかった場合は、別のエージェントを検討した方がよいかもしれません。

地方在住の人間にとっては利用価値が低い

「東京の案件がほとんどな上、出社が義務となっている案件が多いので、地方に住んでいると厳しい」

あるユーザーからは、フォスターフリーランスが取り扱っている案件がほとんど東京の案件、かつ、出社が義務となっていることが多いため、地方在住者には向かないという口コミも寄せられています。

確かにフォスターフリーランスには、フルリモートの案件が全体の20%程度となる約400件しかなく、出社が前提となっている案件が多くなっています。

地方在住で、リモートで勤務できる案件を探している方には厳しいかもしれません。

副業案件探しには向かない

「週5稼働が前提となっている案件が多く、副業感覚で案件を探そうとしてもなかなか見つからない」

週5日稼働の案件が多く、副業として参画できる案件がなかなか見つからないという口コミも寄せられています。

これは、単価の高い案件を多く取り扱うフリーランスエージェントサービスによくみられる特徴です。

稼働日数については、各フリーランスエージェントサービスで特徴があるため、自身の働き方にあった案件を多く取り扱っているサービスを活用しましょう。

フォスターフリーランスを利用するメリット

フォスターフリーランスは、利用することで多くのメリットがあります。

これからフォスターフリーランスを利用することを検討している方に向けて、そのメリットを詳しく解説します。

以下の情報を参考に、フォスターフリーランスが提供する魅力的なポイントを把握いただければと思います。

  • 高単価案件が多い
  • 最短3日で案件を獲得できる
  • 非公開案件を合わせると常時5,000件以上の案件がある
  • 利用者にお得なベネフィットプランがある

高額案件が多い

フォスターフリーランスを利用するメリットの一つが、案件単価が非常に高い点です。

公式サイトによると、案件の最高単価は、230万円に達しており、これは他のフリーランスエージェントサービスと比較してもかなり高水準です。

また、案件単価も年収にすると700万円~1,000万円の単価幅のため、全体的に単価の水準が高いと言えます。

高単価案件が多い背景としては、クライアントから直接発注された「直請け案件」が、全案件5,000件のうち約半数にのぼるためです。

直請け案件は仲介業者による中抜きがないため、高単価の案件が多いことが特徴として挙げられます。

このように、フォスターフリーランスはフリーランスエンジニアにとって非常に魅力的なプラットフォームであり、高収入を目指す人にとっては、理想的な選択肢となるでしょう。

最短3日で案件を獲得できる

フォスターフリーランスでは、最短3日でプロジェクトへの参画ができるというメリットもあります。

他の多くのフリーランスエージェントサービスでは、応募から参画までに2週間から3週間ほどかかることが一般的です。

それに対して、フォスターフリーランスは最短3日で仕事を開始できるので、急ぎで仕事を始めたいというフリーランスエンジニアにおすすめです。

登録者のスキルや希望条件を担当コーディネーターが詳細に把握し、それに最適な案件を素早く提案できるため、登録から参画までの時間を大幅に短縮できるようになっています。

非公開案件を合わせると常時5,000件以上の案件がある

フォスターフリーランスの大きな魅力の一つは、非公開案件も合わせて常時5,000件以上の案件を取り扱っている点です。

20年以上の歴史があるサービスのため、企業との深いつながりやパイプがあり、常に5,000件以上の案件を取り扱うことが可能だと推測できます。

また、案件の中には他社が取り扱えないような大手企業や大手企業の子会社の案件も多いことも大きな特徴であると言えるでしょう。

非公開の案件が多いため、自身の条件やスキルを担当コーディネーターに相談し、よりマッチした案件を探しましょう。

利用者にお得なベネフィットプランがある

フォスターフリーランスでは、お得なベネフィットプランがある点も大きなメリットの1つです。

公式サイトによると、報酬の早期受け取りサービスである「Early Site」や福利厚生俱楽部(リロクラブ)入会費負担サービスという2つのプランがあります。

Early siteとは、フリーランスとして働く人が、報酬の受け取り日を個人のライフスタイルに合わせて設定することが可能なサービスです。

報酬の受け取り日を設定できるため、報酬受け取りまでのサイクルを早くしたいというニーズを持ったフリーランスに最適です。

また、福利厚生倶楽部の入会費負担サービスは、フォスターフリーランスとの業務委託契約にて案件に参画しているフリーランスを対象に入会費を負担するという内容です。

ベネフィットプランを活用することで、ワークライフバランスを充実させながら案件に参画できます。

フォスターフリーランスを利用するデメリット

フォスターフリーランスは、多くのメリットを提供する一方で、いくつかのデメリットも存在します。

以下に、フォスターフリーランスを利用する際の主なデメリットを3つ紹介します。

  • 実務未経験者では案件獲得が難しい
  • 案件のほとんどが東京に集中している
  • リモートワークの案件が少なめ

実務未経験者では案件獲得が厳しい

高単価案件が多いことが特徴であるフォスターフリーランスですが、実務未経験者の案件獲得が非常に難しいことがデメリットとして挙げられます。

多くのフリーランスエージェントサービスに言えることですが、フォスターフリーランスもやはり経験者でなければ厳しいと言えます。

また、フォスターフリーランスの案件は、特に専門的な案件が多いため他のフリーランスエージェントサービスと比較しても実務未経験者の案件獲得は厳しいです。

実務未経験の場合は、まず正社員として働き経験を積んだり、未経験でも参画できる案件を取り扱っているサービスを活用したりすることをおすすめします。

案件のほとんどが東京に集中している

フォスターフリーランスのデメリットの一つとして、案件のほとんどが東京に集中していることが挙げられます。

地方在住のフリーランスエンジニアにとっては、フォスターフリーランスは向かない場合もあります。

実際に公開案件約2,000件のうち、東京以外の案件はわずか37件です。(2024年7月時点)

後述しますが、フォスターフリーランスはフルリモートで勤務できる案件割合も低いため、地方在住のフリーランスエンジニアにとってはマッチしない可能性が高いと言えます。

リモートワークの案件が少なめ

フォスターフリーランスで取り扱っている案件は、出社や常駐が前提となっている案件が多く、リモートワークの案件が少ない傾向にあります。

これは、大手企業や大手企業の子会社の案件を多く取り扱っているという強みがあるためです。

実際に公開されている案件数2,000件のうち、400件程度の約2割しかリモートワークの案件がありません。

他のフリーランスエージェントサービスと比較しても少ない水準と言えます。

常駐や一部出社の案件がメインであることは、利用を開始する前に理解しておきましょう。

フォスターフリーランスを利用するための流れ

フォスターフリーランスを利用する際には、スムーズに案件参画まで進むためのステップがあります。

以下に、その具体的な流れを説明します。
それぞれのステップについて順番に見ていきましょう。

  • 会員登録をする
  • エージェントと面談する
  • 案件へ参画する

会員登録をする

フォスターフリーランスを利用するためには、会員登録を行う必要があります。

下記の項目は入力必須項目です。

  • 氏名
  • 生年月日
  • メールアドレス
  • パスワード
  • 希望の案件

希望する案件を入力する欄がありますので、先に自身の条件を明確にしておきましょう。

また、登録が完了した後、数日以内にエージェントから連絡が来ます。

エージェントと面談する

登録後、案件紹介のための担当エージェントとの面談日時に関する連絡が来ます。

フォスターフリーランスの担当エージェントは、元ITエンジニアやIT業界での経験が豊富な人が多いので、希望の条件以外にも今後の方向性なども相談してみましょう。

スムーズに案件紹介をしてもらえるよう、経歴や得意なスキル、案件の希望などを整理しておきましょう。

また、面談はWeb会議または電話で行われます。

案件へ参画する

案件紹介をしてもらった後、企業とのプロジェクト内容についての打ち合わせに進みます。

フォスターフリーランスの担当コーディネーターが同行しますので、安心して企業との打合せに進むことが可能です。

担当コーディネーターと良好な関係を築くことで、企業担当者が知りたい情報などを把握してもらい、案件参画のスピードを高めましょう。

また契約については、フォスターフリーランスを運営する株式会社フォスターネットとの業務委託契約となります。

参画中も担当コーディネーターへの相談が可能です。

下記のような内容の相談が可能ですので、就業中も様々な面で相談ができるでしょう。

  • 就業先で発生した問題についての対策
  • スキルアップを目標とした相談
  • 税金・保険・確定申告などの個人事業主としての相談

フォスターフリーランスで案件を獲得するためのコツ

フリーランスエージェントを利用するのであれば、少しでも良い案件を獲得したいと思うでしょう。

ここでは、フォスターフリーランスで案件を獲得するための3つのコツを紹介します。

  • ある程度経験を積んでから利用する
  • リモートにこだわらない
  • コーディネーターとの相性を意識する

ある程度経験を積んでから利用する

フォスターフリーランスの案件は、専門性が高く高単価の案件が多いため、未経験はもちろん、経験が浅い人も案件獲得の難易度が高いと言えます。

そのため、実務経験が少ない人は、クラウドソーシングなどで実績を積んでから利用しましょう。

実務経験を積んでから利用する方が、より条件の良い案件を紹介してもらいやすくなります。

リモートにこだわらない

フォスターフリーランスの案件は、常駐や一部出社の案件が多いことを理解して利用しましょう。

フルリモートを希望して案件の紹介を受けると、全体の20%程度の案件の中からあなたのスキルや条件に合った案件を紹介してもらうこととなるので、十分な案件数を紹介してもらうことが非常に難しくなります。

コーディネーターとの相性を意識する

フォスターフリーランスは、サポートが手厚いからこそコーディネーターと良好な関係を築くことが案件獲得するうえで最も重要なポイントとなります。

良好な関係を築くためには、相性の問題もあります。

相性が良ければコミュニケーションが円滑に進み、希望や要望をしっかりと理解してもらえますが、相性が悪いとストレスが溜まり、スムーズな案件紹介が難しくなるかもしれません。

良好な関係を築くことで、フリーランスとしての活動がより円滑に進む可能性が高まります。

まとめ

フォスターフリーランスは、常駐型かつ高単価の案件が多いので、安定して稼ぎたいフリーランスエンジニアにはおすすめです。

また、元ITエンジニアやIT業界歴の長いコーディネーターからの手厚いサポートを受けられることも大きなメリットと言えるでしょう。

一方で、案件が東京に集中していることやリモートワークの案件が少ない点は考慮する必要があります。

今回解説した利用する際の流れや、良い評判、悪い評判も確認し、自分のニーズに合ったサービスかどうかを検討してみましょう。

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