【クラウドワークス初心者必見】案件獲得に繋がる応募文を書くコツや応募例

【クラウドワークス初心者必見】案件獲得に繋がる応募文を書くコツや応募例
読了目安:11分

「クラウドワークスの案件に応募する時、どのように書いたらいいのかわからない」
「初心者でも、クラウドワークスの案件が獲得できるような文章が知りたい」

クラウドワークスでの案件獲得を目指し始めたばかりの初心者の場合、上記のような疑問を抱く方も多いでしょう。

今回は、クラウドワークスで案件に繋がる応募文の書き方や、具体的なメッセージ例を紹介していきます。

クラウドソーシング全般に通じるテクニックですので、ぜひ参考にしてください。

クラウドワークスで案件へ応募する際に入れるべき内容

クラウドワークスの案件へ応募する際には応募文が必要になりますが、内容はワーカーの自由になっています。

しかし、自由であるがゆえに、どのような内容を書けばよいのか困っている方もいらっしゃるでしょう。

この項目では、クラウドワークスの案件へ応募する際の応募文に入れるべき内容を紹介します。

自己紹介

相手がどのような人物かわからなければ、クライアントも依頼しづらいため、まずは自己紹介をしましょう。

自己紹介として提示する情報は色々ありますが、基本的には名前・年齢・職業を伝えれば十分です。

なお、名前の前に挨拶を加えると、より親しみのある印象が与えられます。

「はじめまして、田中達也と申します。年齢は28歳、職業はWebデザイナーになります」

取材や口コミ企画などの案件では、現地を訪れる必要があるため、住んでいる地域も記載する場合があります。

細かい住所まで伝える必要はありませんが、ある程度のレベルまで伝えるようにしましょう。

応募した理由(志望動機)

クライアントの立場からすると、なぜ案件に応募したのかという志望動機は、仕事を依頼するワーカーを決める上で重要な判断材料になります。

提示された見積もり金額の大小は前提としてありますが、それ以外の応募理由があった方が、より良い仕事に繋がりやすいためです。

応募文には、以下のように案件に応募した理由を記載するようにしましょう。

「私が本案件に応募した理由は、今まで培ったデザインの経験が役立つと考えたためです。
また規模の大きい本案件で経験を積めれば、さらにスキルアップになる点も応募した理由です」

自分がどのように案件に役立てるかをアピールできれば、クライアントに選ばれる確率は上がるでしょう。

ポートフォリオ

ポートフォリオとは、自分のスキルや知識をアピールするための成果物を集めた物です。

Webデザイナーの場合ならば、過去にデザインしたWebページがポートフォリオになります。

案件の応募文にポートフォリオを含めた方がよい理由は、スキルや経験のアピールになるためです。

百聞は一見に如かずという言葉があるとおり、テキストでスキルや経験をアピールするよりも実際にポートフォリオを見せた方が確実なアピールになります。

クライアントの立場で考えると、どのようなレベルの成果物が出来上がるのかは気になるところです。

特に初めて依頼するワーカーの場合は、レベルがわかりにくいため、尚更ポートフォリオを見て「どのようなことができるのか」を知りたくなるものです。

稼働可能な時間

案件によっては大量に仕事を依頼したいケースもあるため、「稼働可能な時間」がワーカーを決める要素になることもあります。

1週間で何時間の稼働ができるかについても、応募文に含めるようにしましょう。

仮に「6,000文字のWebライティングを月20本」という案件があると仮定します。

かなりのボリュームがある案件のため、「週10時間の稼働が可能な人」と「週30時間の稼働が可能な人」が応募してきた場合には、多くの場合後者が選ばれるでしょう。

また複数人が選ばれる案件の場合、稼働可能な時間を書いてあると仕事を割り振る際の材料になります。

稼働可能な時間を応募文に含めると、追加で案件に選ばれる可能性は上がるでしょう。

他の応募者と差別化を図れる内容

応募動機やポートフォリオ、稼働可能な時間だけでは、他の応募者と応募内容が差別化できないケースがあります。

差別化ができないと、クラウドソーシングサイトでは思うように案件を獲得することはできないでしょう。

案件を継続的に獲得するためには、以下の内容を加えて他の応募者と差別化を図ります。

  • 納期希望日より5日早く納品が可能
  • 納品後の修正対応にも無償で対応
  • 依頼内容だけでなく次のフェーズも担当可能

差別化は、案件の継続的な獲得だけでなく、高い収入を得るためにも必要です。

差別化ができないと、見積もり金額の大小だけで決まってしまうことが多いため、できるだけ自分だけの武器をたくさん持つようにしてください。

クライアントからの質問に対する回答

ここまで紹介してきた内容は、ワーカーが応募する時に自ら記載する内容です。

一方で案件によっては、クライアントが依頼内容の中にワーカーへの質問文を載せているケースがあります。

質問文への回答がない応募は、選考の対象外になってしまうため、必ず質問への回答を応募文に含めるようにしましょう。

クライアントからの質問としてよくあるのは、以下のような内容です。

  • 月に何本執筆できますか
  • お住まいの地域はどこですか
  • オンライン面談は可能ですか

案件の応募に慣れてくると、自身の中でテンプレートが出来上がるため、クライアントからの質問が応募文から漏れやすくなります。

案件を継続的に獲得するためにも、依頼内容をよく見返して、質問に対する回答を確実に含めるようにしましょう。

懸念点

案件の内容を確認して、不安なく応募できる方もいれば、問題意識を持つ方もいるでしょう。

たとえば、ワーカーに求めるスキルの大部分は満たしているが、一部は満たしていない場合などのケースです。

案件の内容に対して懸念点があれば、応募文に含めてあらかじめ伝えるようにしましょう。

クライアントによって対応は分かれますが、柔軟に対応してくれるクライアントも少なくありません。

案件が始まってから、双方の認識にズレがあるとわかると、案件そのものが立ちいかなくなる可能性があります。

クライアントとワーカーの双方にとって気持ちの良い取引をするためにも、懸念点は事前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。

クラウドワークスで案件を獲得できる応募文に仕上げるコツ

テンプレートどおりに応募文を埋めたとしても、安定的に案件が獲得できるわけではありません。

コツをおさえた応募文にすることで、クライアントに刺さりやすい応募文になります。

この項目では、クラウドワークスで案件を獲得できる応募文に仕上げるためのコツを4つ紹介します。

最初の数行に「自分の強み」を書く

ビジネス文書では結論ファーストで記載をして、読み手に負担をかけないようにします。

クラウドソーシングの応募文でも同様に、最初の数行に自身の強みや経験を記載して、クライアントに自身を理解してもらう文章にしましょう。

案件にもよりますが、クラウドワークスでは案件に対して40〜50件の応募があることも珍しくありません。

クライアントが一つひとつの応募文を丁寧に読み解いていては、選定に時間がかかりすぎてしまいます。

忙しいクライアントの中には、応募文の最初の数行だけを流し読みをして、ワーカーを決めるケースも一定数存在します。

最初の数行で自身の強みをアピールして、クライアントに読ませる文章を心がけましょう。

前振りが長い文章の場合には、提案内容が素晴らしくとも、クライアントに読んでもらえない可能性もあります。

本名で応募する

クラウドソーシングではさまざまな事情から本名ではなく、ペンネームやハンドルネームで活動されている方がいます。

できるだけ本名を知られたくないとの考えからでしょうが、応募の際には本名を名乗って応募するようにしましょう。

クライアントとしては、誰かもわからない相手に依頼するより、きちんと本名がわかる方に依頼をしたくなります。

特にクラウドソーシングでは相手の顔がわからないケースがほとんどのため、なおさら本名がわかった方がよいでしょう。

個人情報の流出等が気になり、本名を名乗れない方もいるかと思いますが、ほとんどのクライアントは個人情報の取り扱いには注意を払っています。

案件によってはNDA(秘密保持契約)を結ぶ案件もあるため、ある程度はクライアントを信用してもよいといえるでしょう。

言葉遣いに気を付ける

クラウドソーシングでは文字でのやり取りがメインとなるため、どのような文章を送るかでクライアントからの印象が大きく変わります。

やり取りでの言葉遣いは丁寧さを心がけて、双方が気持ちよく取引できるようにしましょう。

基本的にクライアントとワーカーの立場は公平ですが、クライアントはワーカーを指名する権利を持っています。

言葉遣いが良くないなどの理由も選定から外される十分な理由となるため、丁寧な言葉遣いでマイナスの印象を持たれないことが重要です。

クライアントの中には親しみをもって接する方もいますが、ワーカーも同様の態度で接するのはあまりおすすめできません。

あくまでクラウドソーシングでの取引はビジネスのため、ビジネスらしい丁寧なやり取りをしましょう。

応募文が長くなりすぎないようにする

案件に対するモチベーションが高いと、応募文にもつい熱が入りがちになり、文章が長くなってしまうこともあります。

しかし、応募文が短すぎるのもよくありませんが、長すぎるとクライアントに負担となるため、長文にならないようにしましょう。

伝えたいことが多くあったとしても、要点を絞って伝えることをおすすめします。

クラウドワークス初心者の中には、応募文をどのくらいの文章量にすればよいのか、困っている方も多いでしょう。

文章量に悩んでいる方におすすめなのが、人が一分間で読める文章量にすることです。

人が一分間で読める文章量は、400〜600文字といわれており、忙しいクライアントにも負担になりにくい文章量です。

クライアントに負担のかけない応募文を目指す場合には、400〜600文字を意識すると良いでしょう。

クラウドワークスで案件へ応募する際のメッセージ例

この項目では、クラウドワークスの案件に応募する際に使えるメッセージ例を3つ紹介します。

細かな部分を変更すれば、そのまま使えるようになっているため、ぜひ活用していただければと思います。

エンジニア案件に応募する場合

はじめまして、私は田中達也と申します。

本案件に応募させていただきましたのは、Webエンジニアとしてスキルや経験を生かせると考えたためです。

私はWebエンジニアとして5年間の実務経験があり、現在は、以下のサイトにてWebサービスの作成を手掛けています。

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また、以下のサイトは私が以前に作成したWebサイトになります。

本案件も以下のサイトのようなデザイン・機能性を持たせたサービスにいたします。

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現在はリソースに余裕があるため、ご希望の納期日より3日早く納品が可能となっております。

本案件、ぜひお任せください。

Webデザイン案件に応募する場合

はじめまして、私は田中達也と申します。

本案件に応募させていただきましたのは、これまで培ってきたWebデザイナーとしてのスキルや経験を生かせると考えたためです。

私は現在もWebデザイナーとして働いており、クラウドワークスでもWebデザインの案件を25件手がけた実績がございます。

以下のサイトは私が以前にデザインしたWebサイトです。

http:XXXXX

本案件も、こちらのサイトのようなタッチ感が求められていると考えています。

質感のあるデザインは私の得意領域ですので、本案件のお役に立てると自負しております。

納品完了後も、修正に関しては1ヶ月間無償で対応させていただきますので、是非本案件をお任せいただけますと幸いでございます。

Webライター案件に応募する場合

はじめまして、私は田中達也と申します。

本案件に応募させていただきましたのは、私が得意とする人材採用の領域のため、これまでのスキルや経験を生かせると考えたためです。

私は、Webライターとして人材採用の領域を中心に、これまで350件のライティング実績がございます。

私が実際に執筆した記事の一部を、ポートフォリオとして記載させていただきます。

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現在は週30時間で稼働しており、稼働ペースからご希望の納期日より一週間早く納品が可能となっております。

本案件、ぜひお任せください。

実績がない初心者はクラウドワークスで応募できない?

「クラウドワークスで案件に応募する際に、応募文にポートフォリオを入れないと、自分をアピールすることができないのでは?」

訴求できる実績がない初心者の方の場合、このように感じる方もいるかもしれません。

しかし、クラウドワークスには初心者向けの案件もあります。

単価が低めになってしまうため、いきなり高収入を得るのは難しくなりますが、初心者向けの案件で実績を重ねていけば、後々レベルの高い案件の受注もできるようになります。

最初は下積みの時代と考えて、確実に実績を積むように取り組んでいきましょう。

クラウドワークスで応募する際に注意すること

初心者でもクラウドワークスで案件を受注・仕事をするには、応募のときから注意すべきことがあります。

この項目では、クラウドワークスで応募をする際に注意することを3つ紹介します。

クライアントからの連絡にはすぐに返信する

一般的なビジネスマナーでは、クライアントからの連絡にはできるだけ早く返すことが求められます。

クラウドワークスでも同様であり、クライアントからの連絡はできるだけ早く返すようにしましょう。

連絡を返すのが早い・遅いで案件の受注が決まるケースもあるためです。

クライアントの中には、提案を受けたワーカーに直接連絡を取ってから、誰に仕事を振るのかを決める方がいます。

連絡は、数ある提案の中から、魅力的な提案をしたワーカーをピックアップしてコンタクトをしています。

複数人に対して連絡を取っているため、返信の早いワーカーと話が進み、受注が決まるケースは珍しくありません。

返信スピードで受注できるかどうかが決まることも多いので、クライアントからの連絡に対してはできるだけ早く返信しましょう。

実績や経験を詐称しない

「案件を受注するには実績が重要だ」とわかると、実績の水増しや経歴の詐称を思いつく方もいるでしょう。

しかし結論からいきますと、実績の水増しや経歴の詐称は絶対に避けるべきです。

なぜならば、仮に案件を受注できたとしても、仕事を完遂できないリスクがあるためです。

クライアントは提示された実績や経歴を基に、仕事を任せられると期待して依頼を行います。

実績の水増しや経歴を詐称した場合、自身では完遂できない仕事を受注する可能性があり、クライアント・ワーカーの双方にとって大きなリスクとなります。

案件の受注に苦戦している場合、実績の水増しや経歴の詐称を思いつく方もいるかもしれませんが、絶対にやめましょう。

初心者であることを前面に出さない

クラウドワークスで案件獲得を目指す方の中には、自身が初心者であることを伝え、レベル感をクライアントに理解してもらおうとする方もいるでしょう。

自身のレベルを理解してもらえれば、お互いの認識のズレを少なくできるため、考え方としては一理あります。

もちろん経験が浅いことを伝えることは悪くありませんが、初心者であることを前面に出すのは案件を獲得する上でおすすめできません。

クライアントの立場から考えるとわかりますが、初心者に仕事を依頼したいと考えるクライアントは多くありません。

特に経験者向けの案件の場合には尚更、初心者に依頼をしたくはないでしょう。

また初心者であることを強調しすぎると、初心者だからミスを見逃して欲しいなどの“逃げ”にも聞こえてしまいます。

知識や経験を正直に伝えることは良いですが、初心者であることを前面に出すのはやめましょう。

まとめ

今回はクラウドソーシングの案件応募文に入れる内容や具体的なメッセージ例を解説しました。

今回解説した内容をまとめると以下のとおりです。

  • クラウドワークスでの案件応募文には入れるべき内容がある
  • クラウドワークスで案件を獲得できる応募文にするには4つのコツがある
  • クラウドワークスで実績のない初心者でも案件に応募できる

クラウドワークスで案件を獲得するためには、応募文が大きなカギを握ります。

クラウドワークスでの経験が浅い方は、ぜひ本記事を参考にしていただければと思います。

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