用語集
ネームサーバーとは?用語の意味を解説
ネームサーバーとは、DNS(ドメインネームシステム)の一部であり、ドメイン名とその関連情報(IPアドレスなど)を管理するサーバーのことを指します。
インターネット上でウェブサイトにアクセスする際、ユーザーはドメイン名を入力しますが、コンピュータはこのドメイン名を直接理解することができません。
そこで、ネームサーバーが重要な役割を果たします。
ネームサーバーは、特定のドメイン名に対して関連するDNSレコードを格納しています。
これにより、ユーザーがドメイン名を入力すると、ネームサーバーはその名前に対応するIPアドレスを返します。
このプロセスによって、ユーザーは簡単にウェブサイトにアクセスできるようになります。
ネームサーバーには、主に2つのタイプがあります。
プライマリネームサーバーは、DNSゾーン情報の主な管理者であり、変更や更新を行う場所です。
一方、セカンダリネームサーバーは、プライマリから情報を取得し、冗長性を持たせるために設置されます。
この構成により、プライマリサーバーがダウンしても、セカンダリサーバーが情報を提供し続けることができます。
ネームサーバーの変更や設定ミスは、ウェブサイトのダウンタイムを引き起こす可能性があるため、注意が必要です。