用語集

引数(ひきすう)とは?用語の意味を解説

引数(ひきすう)とは、関数に渡される入力データのことを指します。

プログラミングにおいて、関数は特定の処理を行うためのコードの集まりですが、その処理に必要な情報を引数として受け取ります。
引数を使用することで、関数は異なるデータに対して柔軟に対応できるようになります。
たとえば、JavaScriptで定義された関数addがあるとします。
この関数は、2つの数を足し算して結果を返すものです。
引数として受け取る数は、関数が実行されるたびに異なる可能性があります。
以下のように定義されます:

function add(a, b) {
return a + b;

ここで、aとbが引数です。
関数を呼び出す際に、具体的な数値を引数として渡します。
たとえば、add(3, 5)と呼び出すと、3と5がそれぞれ引数としてaとbに渡され、結果は8になります。

引数は、関数の動作をカスタマイズするために重要です。
異なる引数を渡すことで、同じ関数を使ってさまざまな結果を得ることができます。
また、引数にはデフォルト値を設定することもでき、引数が省略された場合にはそのデフォルト値が使われます。