用語集

JSONとは?用語の意味を解説

JSONとは、「JavaScript Object Notation」の略で、データを構造化して保存または送信するための軽量なフォーマットです。

主にWebアプリケーションでデータをやり取りする際に使用され、特にAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース)との通信で広く利用されています。

JSONの形式は非常にシンプルで、人間にも読みやすい構造を持っています。
データは、キーと値のペアで表現され、オブジェクトは波括弧({})で囲まれ、配列は角括弧([])で囲まれます。
例えば、次のようなJSONデータがあります。

name: “John”,
age: 30,
isStudent: false,
courses: [“Math”, “Science”]

この例では、nameやageがキーであり、それに対応する値(”John”や30)が設定されています。

JSONの利点は、シンプルでありながら、複雑なデータ構造も表現できる点です。
JSONは、プログラミング言語を問わず多くの環境で扱うことができ、特にJavaScriptとの親和性が高いため、Web開発でのデータ交換に非常に便利です。
サーバーからクライアントへデータを送信する際や、異なるシステム間でデータをやり取りする際に、JSONは効率的な手段として広く使われています。